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TAIPEI

子連れで楽しむ台湾旅行|1日中遊べる台北市立動物園

洪 敬哲

洪敬哲

目次

はじめに

「台北市立動物園」は台湾最大の動物園であり、子連れの方に最も人気のあるスポットのひとつでもあります。

台北市立動物園の最大の特徴は、動物園全体が台北市文山地区の山の斜面にあり、自然の地形と環境を生かした、動物の本来の生活習慣に合わせるレイアウトになっています。動物たちは自然に近い環境の中を自由に動き回っているので、動物の行動や生活をより近くに感じることができます。
動物を見るだけではなく、街の喧騒から逃れて緑豊かな自然環境に親しむこともできます。

また、飼育されている動物や昆虫の種類も豊富で、2013年末には377種が数えられています。注目すべきは、台北市立動物園はパンダとコアラを同時に見ることができる台湾で唯一の動物園です。日本の神戸市立王子動物園に近いですね。

台湾人の私としては、海外からの観光客にも強くオススメします!

台北市立動物園への行き方は?

MRT(台北捷運)

台北駅から

  • 板南線に乗り、「台北車站」から「忠孝復興」まで行きます。
  • 文湖線に乗り換え、「忠孝復興」から「動物園」まで行きます。
  • 「動物園」駅の1番出口を出て直進すると、約3分間で台北市立動物園に到着します。
MRT日本語公式サイト:https://m.metro.taipei/jp/Default.asp

※動物園内にベビーカーとロッカーが用意されているので、駅でロッカーを探さなくても大丈夫です。

メリット

30〜40分ほどで到着しますし、駅からも近いので、お子様連れの観光客にも優しいです。

デメリット

駅に入った後はマスクを着用する必要があります。

バス

  • 板南線「台北車站」から出ているバスで「市府站」まで移動します。
  • 「綠1」「棕18」または「棕21」のバスに乗り換え、MRT「動物園」駅で下車します。

メリット

チケットが安い

デメリット

約1時間ほどかかります。山道が多いので、車酔いしやすい人は注意が必要です。

タクシーやUber

あまりおすすめではありませんが、もちろんタクシーやUberでも動物園へ行けます。
住所などは動物園の公式ウェブサイトを参照してください。
https://www.zoo.gov.taipei/News_Content.aspx?n=1944794F7B5011E5&sms=F3B2EF982C0582B3&s=01BD7568D718DAED

台北市立動物園の緯度・經度:+24° 59′ 56″, +121° 34′ 52″

メリット

好きな時間帯に好きなところで乗り降りできます。

デメリット

休日や通勤時間帯は交通渋滞が発生しやすいので時間がかかるかもしれません。

参考:台湾の移動はUberが便利

移動方法をいくつか紹介しましたが、私はMRTの利用をおすすめします。荷物が多い場合でも、動物園にロッカーがあるので身軽に動物園を楽しむことができます。

チケットの購入について


券売機でチケットを購入することもできますが、「悠遊カード(Easy Card)」のような台湾の交通系ICカードでも入園できます。入園ゲートにICカードリーダーが設置されているのでかざすだけでOKです。
カード残高がない場合は敷地内にチャージ機とサポートデスクもあります。

参考:お得で便利な悠遊カードを使おう

一般 学生 未就学児
入場料 60元(約225円) 30元(約112円) 無料
動物園内の
教育センター
20元(約93円) 10元(約46円) 無料
観光列車 5元(約18円) 5元(約18円) 無料

詳しくは動物園のサイトをご覧ください。
https://www.zoo.gov.taipei/News_Content.aspx?n=1944794F7B5011E5&sms=F3B2EF982C0582B3&s=0251C55BFFB61E24

入場料はすごく安いです!
また出口のスタッフからスタンプをもらえば、同じ日に何度でも出入りできます。
安いからとあなどるなかれ、子連れで1日中楽しむことができる動物園です!

出発前の準備

入園後すぐにサービスセンターが見えます
サービスセンター前にはルートや各種サービスの案内をしてくれるボランティアの方がいます。
出発前にサービスセンターで日本語の園内マップを受け取ってください。

今回は入園直後に荷物を預けに行ったのですが、大きいものは50元、小さいものは20元です。一般的なバッグなら小さいロッカーで十分です!
ゲートの近くに3つのロッカーがありますが、今回はサービスセンターの近くのロッカーを選びました。

サービスセンターでは、ベビーカーのレンタルサービスも提供しています。必要に応じてスタッフにお尋ねください!
ベビーカーのデポジット:1,000元(約3753円)、返却後に返金されます。
レンタル料金:50元(約187円)

サービスセンターの隣にはセブンイレブンがあります。出発する前に、おにぎりやパン、飲み物とお菓子などを購入することをオススメします。
園内の他の場所にもコンビニがありますが、行列ができていることが多いです。

入り口にコンビニがあります

観光列車に乗って、ゆっくりと園内を歩きましょう。

観光列車は1人5元です。悠遊カードでの支払いも可能です(人数分まとめて支払えます)。
開園時は列車に乗るために並ぶ必要があります。

ゲートから少し進むと、列車に乗る大勢の人が見えます。
初めて来る人の多くは、列車を見ると驚きます。「わぁ!園内を列車が走るのですね。列車にフェンスはないけど動物に襲われることはないの?」と。大丈夫です!列車は園内の山を移動するためのもので、途中で動物を鑑賞するためのものではないので、近くに動物が来ることはありません。列車に乗って動物園の広さを実感してください。
列車で山上の「鳥園站」まで行って、ゆっくりと動物たちを見ながら麓まで歩いて戻ってくるのがオススメです。散歩にも最適です。

駅に入りました。虎模様の列車のほか、シマウマ模様の列車もあります。
山上の「鳥園站」に向けて出発。

動物園を散策します

私にとって動物園の最大の魅力は、同じ場所でも来る時間や人が違うと、動物や風景も違って見えることです。私にとって動物園はゆっくりと時間を過ごし、心を癒せる宝探しのような場所です。

両生類と両用爬虫類の動物園

最初の目的地:両生類と爬虫類の動物園。

今回は夏でとても暑かったので、まずエアコン付きの両生類と爬虫類の動物園に行きました。

鮮やかな色と毒性の高い青いコバルトヤドクガエル
「小七」という2020年5月生まれのカメレオンの赤ちゃん。
参考記事:https://reurl.cc/e8y0ZW

日本の阿寒湖産のマリモ

ペンギン館

次はペンギン館(企鵝館)まで歩きました。台北市立動物園の唯一残念なことは、シロクマがいないことかもしれません。

ペンギン館(企鵝館)の入り口
素敵なコウテイペンギンですが、残念ながら今回は水中で遊んでいるのを、あまり見られませんでした。
アフリカに住む唯一のペンギン「ケープペンギン」

温帯動物エリア

ペンギン館を出た後は、台湾や日本で見られる温帯動物のエリアへ行きました。

自然では寒いところにいるクマ、台湾は本当に暑いです〜。
洞窟に隠れて快適に見えるピューマ。
胸に白いV字型のマークが付いた台湾熊は姿勢良くポーズをとっています。
床に横たわって隠れているオオヤマネコ。長い間探してやっと見つけました。
ほぼ一日中眠る超かわいいレッサーパンダ。ラッキーな事にこの日は彼の動く姿を見ることができました。

バードパーク

温帯動物エリアを訪れた後は、公園の中央にある、アフリカ動物エリアに到着しました。バードパークに通じるトンネルは、黒い布を開けると、秘密の庭のように見え神秘的です。バードパークには森だけでなく、水鳥の池もあります。
鳥たちは近くまで飛んで来ることもあり、超近距離で鳥を楽しむことができる場所です。

バードパークに通じる神秘的なトンネル
通過すると網で保護されたバードパークが見えます
バードパークは自然の水辺が再現されていて、本当の自然の中で鳥を鑑賞している気分になれます。
鳥かごの中の孔雀はよく見ますが、ここでは枝で休んだり飛んでいる孔雀を見ることができます!
鳥たちが近づいてくるように順路には餌場が設けられています。
鳥が攻撃するという警告サインもあります。
ちょうどカンムリヅルが観光客を威嚇するシーンに出会いました。

警告標識には人をつつくと書かれていますが、こちらから積極的に手を出さない限り鳥の方から攻撃してくることは滅多にありませんので、ご安心ください。

アフリカ動物エリア

バードパークを訪れた後は、アフリカ動物エリアで、テレビでしか見られない大型動物をゆっくりと鑑賞します。

遠くに横たわる白いサイ
何かを考えて休んでいるゴリラ
リクガメの食事
陸上を歩いているカバ
レストラン通りと広場
巨大だが優しいキリン
暑い日でしたが、日差しを遮る木々が道路沿いにありました!

オーストラリア動物エリアと砂漠動物エリア

アフリカ動物エリアを訪れたあとは、オーストラリアの動物エリアと砂漠の動物エリアに行きます。これらの2つのエリアでは、比較的少数の動物を鑑賞することができます。

遠くにいる観光客を眺めるラクダ
絶滅危機種のダマガゼル

熱帯雨林エリア

次に、私は熱帯雨林エリアへと進みました。熱帯雨林エリアで最も特別なのは、2019年の台湾の夏休み中にオープンしたばかりの「センザンコウ(パンゴリン)館」です。開館から1年が経ち、今もなお人気は衰えていません。
センザンコウ(パンゴリン)館は、熱帯雨林に住む大小の動物が、繁殖や採餌などの自然な行動ができる生活環境を作り出すために最善を尽くしています。
残念ながら今回は時間の都合上、センザンコウ(パンゴリン)館を訪れられませんでした。次回の楽しみにとっておきます。それだけ台北市立動物園が広いということです!

トロピカルな雰囲気の熱帯雨林エリアの入り口
木々に隠れて、不思議そうに頭を出しているカワウソ

動きが柔軟なオランウータン
吊り橋が本物の熱帯雨林の雰囲気を醸し出しています。
ハンティングのため木登りや隠れるのが得意なヒョウ
アジアのゾウはサイズと耳がアフリカの象よりも小さい
非常に凶暴なベンガルトラ
熱帯雨林エリアには、アイスクリームやフードを販売しているところがあります。
動物園が1986年に台北の圓山から木柵に移動したときに、象の「林旺」を運ぶために使われたコンテナです。
2003年に「林旺」は老衰でこの世を去りました。参考記事:https://reurl.cc/zzpyrQ
センザンコウ(パンゴリン)館の外観も非常に特徴的で映画のワンシーンのようです。
センザンコウ(パンゴリン)館の外で休んでいるカピパラ君

パンダ館

熱帯雨林エリアの次は、大人気「パンダ館」に行きました。 残念ながら今回は木の上で眠っていて、可愛らしい姿を見られませんでした。

木の上で横たわって眠るパンダ

閉園時間が近づいたので、今回はここで終わりです。

まとめ

台北市立動物園は写真を撮るのが好き、動物たちの自然な姿を見たい、子どもたちと楽しみたい、ハイキングをしたい方などにとって間違いなく良い選択です!
今回は私は朝一で入園しましたが、それでも全てを回りきることはできませんでした。台北市立動物園はカップルや子連れの家族が一日中楽しめるので、本当に魅力的です!

今回は、コアラ館、センザンコウ(パンゴリン)館、昆虫館、子ども動物エリア、台湾動物エリアに行けませんでした。これらのエリアだけでも丸一日必要なくらいなので、何度行っても新しい楽しみがある場所だと思います。

ちなみに動物園には2つの出入口があります。
今回紹介していないもう一方は山上にあり、台北MRTが運営する猫空ロープウェイに乗って、「貓纜動物園南站」で下車すると入り口があります。

猫空ロープウェイもとても魅力的なので、これはまたの機会に紹介します!

洪 敬哲

洪敬哲

台湾台中市出身の台湾人です。日本に一年間のワーホリをしたことがあります。 台湾人の本音と台湾の面白いことを発信し、たくさんの日本の方により台湾のことを知ってもらえるよう努めていきます! 好きな台湾料理は「大腸麵線」。好きな日本料理は「卵かけご飯」です。台湾でよく行くところは「台中中友百貨×誠品書局」です。日本でよく行くところはカラオケ(ジャンカラ)とお寺(御朱印巡り)です。 よろしくお願いいたします!

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