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こんにちは、洪です！
台湾に留学やワーキングホリデーで来られている方は、アルバイトで台湾人と交流しながら中国語を学びたいと思われている方も多いのではないでしょうか？
是非、皆さんにとって最適なビザを取得して台湾にいらしてください！
外国人が台湾でアルバイトをする際の規定について
台湾でアルバイトをする外国人は主に、一般の大学留学生、あるいは大学や私立校の附属語学課程への留学生、もしくはワーキングホリデーで来られている方がいます。
これらの方ごとに、アルバイトを探す前に気をつけておかなければいけない注意点や規定を確認しましょう！
| 条件/身分 | 一般大学留学生 | 語学課程留学生 | ワーキングホリデー |
|---|---|---|---|
| アルバイト資格申請 | 台湾で就学後すぐに申請可。 | 台湾で就学して1年経過後に申請可。 | 申請時の年齢が18歳以上30未満で日本国内居住の日本国籍保有者に限りビザ取得後すぐにアルバイト資格取得可。 |
| アルバイト資格許可期間 | 最長6カ月、期限後は更新手続きが必要（1学年に1度） | 最長6カ月、期限後は更新手続きが必要（1学年に1度） | 最長360日で入国後180日以内に延長申請をしなくてはならない。 |
| アルバイト時間の制限 | 台湾の冬休み、夏休み以外は、最長で週20時間まで。 | 台湾の冬休み、夏休み以外は、最長で週20時間まで。 | 特段の制限はなく、基本的に台湾の労働基準法に準じ、8時間/日、週休2日。 |
アルバイトをするにあたり一番制限を受けないのはワーキングホリデービザです。
風俗店や違法な仕事でない限り、仕事の時間の設定はとても自由です！
しかし留学生の場合は、学業は最重要になるため週20時間以内という制限があります。
そのため学生の皆さんはアルバイトに応募する際、雇用者に留学生であることを必ず伝え、後からトラブルにならないように気をつけましょう。
台湾のアルバイト基本給
台湾労働部（厚労省に相当）のホームページによると、2019年8月19日告示の最低時給は158元、最低月給は23,800元と定めています。
104人力銀行（台湾の求人サイト）内での求人は、必ず労基法の規定をクリアしていないといけないため、違法条件での企業に当たる可能性はとても低くなります。
しかし、一般の掲示板サイトやFacebookなど、正規のルートでない方法で見つけたアルバイトの場合、最低給料をクリアしていない場合がありますので気をつける必要があります。
留学生の場合は、80時間/月間という規定でフルに仕事をした場合12640元(約5万円)を得ることができます。
決して多いとは言えませんが、学生としての生活を送るには十分な金額と言えます。
賃貸住宅
学生さんやワーキングホリデーで来られている方だと、安い物件を探される方が多いと思いますが、最安で月4000元程度からあります。
しかし台湾で日本のような1LDKの部屋を借りようと思うと10000元以上かかります。
ほとんどの部屋はワンルームで、ベッド、テレビ、冷蔵庫、トイレ、テーブル、イス、エアコンしかありません（家具が備え付けなのは嬉しいですね）。
しかもほとんどの物件は、借主が部屋の中で調理をすることを認めていません。（火気厳禁）
ちなみに費用を節約したいのであれば、学生は学生寮、ワーキングホリデーの方は食住付きの民宿や農場なども選択肢としてあります。
基本的な生活費
台湾政府の公開している統計によると、台北に近ければ近いほど生活費が上がります。
資料典拠：聯合報
この資料を見てると、月20,000元ほど準備すれば安心して生活ができます。
求人を探す方法
求人サイト
104人力銀行
104人力銀行は台湾人に最も使用されている求人サイトです。
台湾のほとんどの業界の求人情報が掲載されており、さまざまな仕事を探すことができます。残念ながら日本語には対応していませんので、中国語が得意でない外国人が使用するには少しハードルが高いです。
メリット
ネット上で履歴書提出ができ、大手企業の仕事もあります。
デメリット
利用には一定程度以上の中国語能力が必要です。
また、応募しても返信が来ないことがよくあります。求人広告だけ出して、実際は募集活動をしていない企業があるためです。
留学生が104人力銀行でアルバイトを探す場合は、検索欄に「留学生」と入力してください。そうすれば、アルバイトの選択肢を増やすことができます。
実際は飲食店などのサービス業が多いのが現実ですが…
1111、518人力銀行
この2つのサイトは104人力銀行と同様のサイトです。
違いといえば、サイトごとにカテゴリーの分け方が違う程度です。
どれも求人数が多いので、3つのサイトを利用することで、自分に合ったあった仕事が見つかると思います。
メリット
求人カテゴリーの分けが104人力銀行と違い、整理されていて見やすいです。
デメリット
求人数は104人力銀行より少ない。
日本語には対応していないので、一定以上の中国語能力が必要です。
店頭の求人広告
店頭に求人募集を出してるお店は、アルバイトが不足しているので、採用の可能性が高くなります。自宅がお店から近い場合は尚更です。
また台湾は外国人に対して非常に友好的で、中国語ができなくても、中国語を話そうとチャレンジする人を応援しようとします。筆者もです！
お店が忙しくない時間を選んで、直接アルバイト募集をしていないか聞いてみるのもいいですよ。運が良ければその場で面接してくれるかもしれません。
メリット
その場で採用側のリアクションを確認できます。また店内（職場）の雰囲気も確認できるので、働きたいかどうかを肌で感じることができます。
デメリット
少し勇気が必要です。また相手が忙しくない時間を選ばなくてはいけません。
友人の紹介
これは筆者の経験ですが、筆者は大学時代、お化け屋敷でアルバイトをしたことがあります。仕事の主な内容はお化け役です。まったく喋る必要もなく、時給も高く、同僚はみな同年代の大学生ばかりでした。職場の雰囲気だけでなく、高給なのでかなりよかったです！
この仕事は同じクラスの同級生からの紹介でした。
アルバイトをすると決めた後に現場へ向かい、主任と少し話をしたあとすぐにシフト表に入れてもらい、アルバイトスタートとなりました。
しかも単発ではなく、数年後もまたイベントがあり簡単な連絡を受けたあとすぐに採用となりました。この二回のアルバイト経験はかなりよかったです。
友達からの紹介は、筆者の感覚でも自分に合った満足いくアルバイトを見つけれるチャンスがある方法だと思います。
メリット
求人を探すのが面倒でなく、仕事内容の把握も容易で、中国語が苦手でも採用される可能性が高いです。
デメリット
人それぞれの交友関係によるところが大きいです。
ネット掲示板
PTT
PTTは台湾で最も古くからあるネット掲示板で、利用者の年齢が少し高いです。現在このサイトでは会員登録は閉鎖されており、掲示板の閲覧のみ可能になっています。
なので求人に応募をしたい場合は、掲示板に記載された連絡先へ直接連絡する必要があります。その点が他のサイトより面倒ですが、PPT内では比較的クチコミが多いので、中国語が読める人は、アルバイト探しに使えると思いますよ。
Dcard
Dcardはもともと台湾大学専用の掲示板でした。
機能は前述のPTTとほぼ同じですが、サイトデザインが綺麗で若者に向けです。
しかも掲載されている求人情報の多くは、若者やベンチャー企業が多いです。他の求人情報と比べて、Dcardではより興味深い仕事を探すことができます。
メリット
更新ペースが速く、クチコミが参考になります。
デメリット
外国語対応がなく、サイト内での応募が出来ないので直接電話連絡する必要があります。
まとめ
台湾でのアルバイト探しはさほど難しいわけではありません。
しかも台湾人は外国人に対して非常に友好的です。どこの国の人でも、台湾でのアルバイト探しはそんなに難しくないですよ！
もし学生さんなら、台湾政府主催の芸術や文学イベント、あるいは家庭教師の求人などを探すことをおすすめします。生活のためだけでなく、あなたの母国語をアルバイトに活かせます！
もしワーキングホリデービザ取得しているのであれば、選択肢はより多くなります。一般的な飲食関係やサービス業だけではなく、台湾の農業や宿泊業などのアルバイトを探すチャンスも大いにあります！
今回は主にアルバイトを探す方法について紹介しました。
もしもっと深く台湾のアルバイトについて知りたい方はこちらの記事もご参照ください。あるいはワーキングホリデーの方向けのおすすめ情報についてはこちらの記事をご参照ください。
