内容
- 花火大会の場所「台南市隱藏海灘漁光島」
- 花火大会の前に台湾茶とランチ「磨磨茶」
- シャトルバスで花火大会会場へ行きます
- 会場周辺の紹介「戀愛廣場」
- 会場周辺の紹介「橋頭海灘公園」
- 雙十国慶節花火大会の開始!
- まとめ
日本だけではなく台湾にもたくさんの花火大会があることをご存知ですか?
例えば、「澎湖國際花火節」「彰化王功漁火節」「日月潭音樂花火嘉年華」などなど。
中でも台湾で最も重要な花火大会は「雙十国慶節花火大会」という中華民国の建国記念日に行われる花火大会です!
今年は10/10に開催された「雙十国慶節花火大会」を紹介したいと思います。
雙十国慶節花火大会の場所「台南市隱藏海灘漁光島」
今年の雙十国慶節花火大会は、台湾の芸術文化の中心地である、台南の「漁光島」で開催されました。
漁光島は台南市の海岸沿いにあり、多くの有名な史跡やミュージアム、アトラクションに囲まれています。
たとえば、「安平古堡」、「億載金城」「林默娘(媽祖)公園」「台江國家公園」「鹽博物館」「夕遊出張所」などがあります。台湾の歴史に触れるにはとてもいい場所です。
しかし、雙十国慶節の間は漁光島へのアクセスが規制されているため、島に入る方法はありません。
雙十国慶節花火大会の前に台湾茶とランチ「磨磨茶」
花火大会までの間に時間がありましたので、台南駅近くのお茶屋さん「磨磨茶」を訪れました。台湾茶でリラックスするだけでなく、ランチも一緒に味わえます。
台南駅近くの隠れた路地に台湾茶のレストラン「磨磨茶」があります。
この店のオーナーは、日本の宇治抹茶にヒントを得て、台湾茶を細く挽いた商品を開発しました。このお茶で、台湾茶は老人が飲むものという印象を打ち破り、年齢問わず多くの人に台湾茶文化を楽しんでもらいたいと考えているそうです。
お店に行くとオーナーのこだわりをきっと感じてもらえると思います。
入店時に、店員さんは私が初めての来店と聞くと、お店の起源、特徴、綺麗なお茶挽き機などを紹介してくれました。
親しみやすく、気遣いを感じられるお店なので、観光客でも安心して入店できます。
手書きのメニューはお店の雰囲気にとてもよく合っています。
食事スペースは2階にあります。2階には、古い建物のコンクリート壁に映える、質感のある木製のテーブルと椅子があり空間はとても開放的かつ個性的!快適に過ごせるように工夫されています。
個室もありますが、4名様以上の場合のみとなります。
角には2名用の座席もありました。
トイレもとても清潔で整頓されています。
台南味蝦卷刈包 80元
「刈包」は台湾でおなじみの軽食で「台湾バーガー(台式漢堡)」と呼ばれることもあります。白い蒸し饅頭のようなもので、通常は豚肉、白菜の漬物、ピーナッツ粉などと一緒に朝食やおやつに食べられます。量はそれほど多くないので、軽食にちょうどいいです。また、エビロール(蝦卷)は台南で最も人気のある食材のひとつなので、特にオススメです。
台式三杯雞刈包 100元
先ほどの「台南味蝦卷刈包」と同じく「刈包」に、鶏肉、バジル、特製のソースを包んだものです。やわらかいチキンに濃厚なソースとバジルを加えた独特の味わいは、台湾を感じれらる特別な逸品です!観光客のみなさんにもオススメです。
磨綠(奇萊山烏龍) 80元
次はこの店の1番のポイント緑茶の紹介です!
まずは定番の「磨綠(奇萊山烏龍)」を注文しました。一口で手挽きで作った茶葉の独特の香りを感じることができます。砂糖は加えられていないので、他のお茶よりも滑らかですっきりとした味わいです。日本人にもぴったりの味だと思います。
百香果磨綠 100元
パッションフルーツ味のグリーンティーも注文しました。
パッションフルーツ(百香果)は、台湾ではよく食べられますが、日本ではあまり馴染みがないと思います。台湾では「百香綠」と呼ばれる飲み物がよく売られています。
パッションフルーツの爽やかで独特の酸味と自然な甘さ、緑茶のほのかな苦味が相まって、本当にバランスの良い味です。他のお店の百香綠は飲み心地が悪いこともあるのですが、このお店のものは飲み心地がよく絶品です。
お茶が好きな方、台湾茶に興味のある方、台湾茶と日本の抹茶の違いを知りたい方には特にオススメです。店内の雰囲気もとても良く、台湾茶の楽しみをより盛り上げてくれます。
磨磨茶(Mó Mó Chá)へのアクセス
住所:700台南市中西區北門路一段161巷28-2
電話:06-223-4093
店内飲食:可
テイクアウト:可
デリバリー:不可
営業時間:午前11:00〜午後6:00
定休日:月曜日、火曜日
facebookページ:https://www.facebook.com/momochadrink/
シャトルバスで花火大会会場へ行きます
「漁光島」は駅から少し離れているので、普段ほとんどの人はタクシーで向います。
しかし、イベント期間中は交通規制されているので、台南市政府により無料シャトルバスが用意されました。便利ですし交通費がかからないのはありがたいです。
バス停では無料の団扇が配られていました。
イベント期間以外で漁光島に行きたい場合は、以下の情報を参考にしてください。
【公共交通機関】
台灣好行(88安平線)の台南駅から14番バスに乗り「億載金城」へ行きます。
そこから漁光島までタクシーで約3分です。
会場周辺の紹介「戀愛廣場」
シャトルバスで約1時間で漁光島周辺に到着しました。
イベント終了後すぐにシャトルバスは駅に戻るので、時間を考慮して漁光島の隣の「戀愛廣場」の周辺で花火大会を見ることにしました。
午後3時頃に到着したとき、広場には既にたくさんの人がいました。
「安平港」に停泊している船はとても大きく印象的です。
花火大会が始まる前には美しい夕日も楽しめます。
「戀愛廣場」のメインステージ前は既に大混雑!入場できなかったので、メインステージを離れてサブステージに移ることにしました。
サブステージの隣には屋台が並んでいたので、「蔥油餅」を買って食べました。
蔥油餅は台湾の伝統的な点心です。普段は夕食前の少しお腹が空いた時に食べますが、朝食に食べる台湾人も多いです。蔥油餅は揚げてあるので、外は香ばしくサクサクした食感です。中はたっぷりの青玉ねぎと唐辛子が入っていて、とっても美味しいです。少し油っぽいかもしれませんが、台湾に来た時は是非食べてみてください!
会場周辺の紹介「橋頭海灘公園」
しばらく休憩した後、日没の時間が近づいて来たので「橋頭海灘公園」というところまで歩くことにしました。
ビーチに歩いていると、すでにたくさんの人が写真機材を設置して、夕日と花火を待っていました。
暗くなってきたので、サブステージ前の大きな芝生に移動して、花火を待つ間バンドのライブ演奏を聴きながら、座って休憩することにしました。

雙十国慶節花火大会の開始!
花火が打ち上げられる前に、台南市政府による最近大人気のドローンライトショーが開催されました!
今回は400台のドローンを使用していたそうです。
近くで見るドローンのライトショーは本当に衝撃的でした。台南の景勝地である「安平古堡」の形や戦闘機の形、雙十國慶のテキストが表現されていました。私たちが座っていた場所は後ろ向きだったので、文字がはっきり見えなかったのが少し残念です。
ドローンショーの後、30分超え1万6800発もの花火大会が始まりました。
まとめ
雙十国慶節花火大会の紹介はいかがだったでしょうか。また来年も開催されますので是非、花火大会に参加してください!
雙十国慶節花火大会は毎年開催されますが、会場は毎年異なるので、来年の花火大会がどこで開催されるのかを楽しみにしています。会場がわかったら、できるだけ早く近くの宿を探してください。すぐにいっぱいになるのと、花火の後は会場を離れるのが大変なので、早めに手配することをオススメします。