5月19日の新たな感染者数は275人です
5月19日から台湾全域で警戒レベル第3級の体制に入っています。
確定症例数 | 2533名 |
域外感染数 | 1094名 |
本土感染数 | 1386名 |
敦睦遠航支隊 | 36名 |
感染経路不明 | 1名 |
航空機感染 | 2名 |
死亡者数 | 14名 |
隔離解除数 | 1386名 |
引用元:公益財団法人 日本台湾交流協会
感染者数は減少傾向にありますが、毎日100人以上の新規感染者が増えており、国土の小さな台湾でも感染力は非常に強いです。
そのため、台湾政府は台湾全域の警戒レベルを第3級に引き上げました。
昨日、サブウェイに夕食を買いに行ったところ、店内での飲食は中止され持ち帰りのみになっていました。外食産業の盛んな台湾ですが、ほとんどの飲食店は、持ち帰りのみになりました。

(台湾によくあるクレームゲーム店もコロナ防止のため閉店しています)
私の住んでいる台中では、コロナの流行だけでなく、年初からの雨がほとんど降っていないので、水不足の問題もとても深刻な状態です。現在、台中では毎週火・水曜日に断水されています。また、電力不足の問題もあり、1週間以内に台湾の一部の地域で一時的に2回の停電を余儀なくされました。
台湾の人々は流行の拡大を減らすために懸命に取り組んでいます。
様々な流行防止政策に協力し、不要不急の外出を控え、公共交通機関を利用せず、お店に入るときは体温を測って名前を登録することで、常に最新状況と感染者の行動を把握するようにしています。
名前の登録には、これまでは各店舗でGoogleフォームなどを使って簡単なフォーム作成し、QRコードから登録していたのですが、毎回情報を入力するのがとても面倒でした。
そこで、台湾のIT企業とLineが協力して「防疫實聯衝衝衝」というLINE公式アカウントに誰でも参加できるようにしています。
私も利用していますが、本当に便利でお店に行ったときの名前登録の手間が短縮されます。
「防疫實聯衝衝衝」について
「防疫實聯衝衝衝」はいわゆるLINE公式アカウントです。
お客さん用と店舗用があります。LINEが入っていれば専用のソフトウェアをインストールする必要はなく、友だち追加して登録するだけで利用できます。登録が完了すると28日以内の名前登録履歴を確認できます。
これから使い方を紹介させていただきます。
日本の皆さんには必要のない情報だと思いますが、台湾に住んでいる日本の方が、この記事をご覧になられていたら、ぜひ参考にしてください!
本当に便利なのでおすすめです。
お客さん用
QRコードを読み込む
お店にあるQRコードを読み込むとLINEアプリが開きます。
基本情報登録
電話番号を入力して登録します。
登録完了
実際使ってみましたが、電話番号を入力するだけで、すぐに登録できたので、とても使いやすかったです。
履歴の確認
28日以内に名前登録した履歴を確認できます。
店舗用
設定
「店家專用操作選單」「店家加入設定」の順に選択します。
店舗情報の登録
お店の情報を登録します。
QRコード発行
店舗用の専用QRコードがもらえます。
ちなみに、登録したお客さんのリストは28日経過後、自動的に削除されます。
以上、台湾のコロナ最新情報と台湾のIT技術を使った取り組みの紹介でした。