今回は紹介するのは、
「Not Just Library 不只是圖書館」です。
「図書館…だけじゃない」と謳ったこの図書館。
この図書館は、台北の松山文創園区にあります。
なにが「だけじゃない」なのかというと、
なんと、大浴場跡地を改修して作られた図書館なんです!
「図書館×大浴場」
不思議な組み合わせ。発想がすごいです。
割れた白いタイルに排水溝、やたら存在感のある桶と柄杓、
そして空間の中心に配された、ステップのある大きなくぼみ。
その昔に銭湯として使われていた、と知った瞬間にガッテンがいきました。
1番大きな浴場は、階段が本棚になっていることで、本を読むために腰を下ろすことになります。
その姿はまさしく、人々が腰を下ろして銭湯に浸かる姿に重なります。
この仕掛けが面白い。ここまで考える空間デザイナーすごい!
日本の統治時代が深く関係しているこのエリアでは、
台湾の中で日本のカルチャーを感じられる、どこかホッとする場所です。。
デザインや本好きな人だけでなく、この不思議な雰囲気を感じるために行くのも良いですね!
気になる方はぜひ調べて、実際に行ってみましょう!