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台湾と日本の融合グルメ「鍋燒意麵」

林 子雲

林 子雲

台湾南部はグルメ激戦区として知られています。さまざまなグルメがあるので、1週間程度では味わいきれません。今回は朝食、昼食、夕食、軽食にまで食べられる「鍋燒意麵」がどんな料理なのか、台湾南部の住民の日常生活にどのように溶け込んでいるのかを紹介したいと思います。

「鍋燒意麵」とは


「鍋燒意麵」は台湾南部で非常に有名な料理です。カツオや野菜のスープに揚げた卵麺と好きな食材を入れるだけのとても簡単な料理です。
屋台や朝食店、家庭料理でもよく食べられていて、かき氷屋でも見かけることがあります。

「鍋燒意麵」には、野菜(主にキャベツ)、肉(スライス)またはミートボール、シーフード(エビやアサリ)、目玉焼きが入っていることが多いです。一部のお店では、より手の込んだ調理をしていて、鍋の材料や魚の切り身の揚げ物、エビの揚げ物が入っていることもあります。
とても栄養のバランスが取れていますし、すぐに出てきます。



太めの揚げ麺は、スープによく絡みます。麺の外層は柔らかく、中は少し噛み応えがあり、インスタント麺に似た香ばしい香りが特徴です。お年寄りでも食べやすい味になっています。



スーパーマーケットなどでは、自宅で調理できるパックで売られたものも見かけます。粉スープも一緒に入っているので、家庭でも簡単に美味しい味を再現できます。

鍋燒意麵の起源

鍋燒意麵の起源は、実は日本の鍋焼きうどんと台湾の「鱔魚意麵」という台湾のうなぎを使った麺料理です。
「鱔魚意麵」は台南に古くからある伝統的な料理で、福建省からの移民が持ってきた卵麺の揚げ方だと言われています。うなぎは食材の味わいを保つために強火で素早く揚げられているので、揚げた卵麺ともよく合い、スープを吸収しやすくなっています。
当時、台南では鍋焼きうどんと鱔魚意麵を売る店が隣に並んでいました。
鍋焼きうどんのお店では、スタッフのまかないを早く作るために、隣の鱔魚意麵のお店に揚げた卵麺を注文して、うどんの代わりに入れたと言われています。それが好評で、台湾ならではの鍋燒意麵の食べ方が広がったと言われています。

味の種類

台湾人にどれだけ鍋燒意麵が愛されているのかが分かる、様々なアレンジをされた鍋燒意麵をご覧ください。
タピオカドリンクが店によって色んなアレンジがあるように、鍋燒意麵もお客さんの好みにアレンジできるよう色んな味が出ています。



麺はうどん、雞絲麵(揚げた素麺みたいなもの)、はるさめ、台湾茶漬けなどに置き換えることもできます。スープの味を調整するために調味料「沙茶醬」やキムチ、味噌、牛乳、カレーを加えたり麻辣味にする人もいます。

中でも沙茶醬が定番で、台南で鍋燒意麵を注文すると黒い沙茶醬がスープに入っているのをよく見かけます。
沙茶醬は台湾のスパイシーなソースで塩辛いです。乾燥したエビ、ピーナッツ、エシャロットから作られ、さまざまな香辛料が加えられています。沙茶醬はほんのりした辛みと独特の香りが特徴で、台湾ではよく使われています。
火鍋やディップソース、炒飯、バーベキューなどに使われています。

まとめ

みなさんも一度、台湾の鍋燒意麵を食べてみてください!
最後に、鍋燒意麵に関係する中国語の単語と発音をまとめてみました。注文される際の参考にしてください。

中国語日本語読み

6種類のスープ
味增 みそ wèi zēng
ウェイ ザン
泡菜 キムチ pào cài
パオ ツァイ
咖哩 カレー kā lǐ
カー リー
麻辣 スパイシー má là
マー ラー
沙茶 サーチャージャン shā chá
シャー チャー
牛奶 牛乳 niú nǎi
ニィウ ナイ

中国語日本語読み

5種類の麺+1種類のご飯
意麵 揚げ麺 yì miàn
イー ミェン
冬粉 はるさめ dōng fěn
ドン フェン
烏龍麵 うどん wū lóng miàn
ウー ロン ミェン
王子麵 インスタントラーメン wáng zǐ miàn
ワン ズー ミェン
雞絲麵 揚げた素麺 jī sī miàn
ジー スー ミェン
泡飯 台湾茶漬け pào fàn
パオ ファン
林 子雲

林 子雲

台湾高雄出身の林です。今まで世界8ヵ国を旅していて、自由な旅が好きです。 その国のグルメを味わったり、好みの宿に泊まったり、地元の人々と交流したりすることを楽しんでいます。 ようこそ台湾へ!沢山面白い人々、綺麗な風景を紹介していきます。

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