台北からMRTとバスを乗り継いで1時間ほどで行ける三峽老街は、日本統治時代の面影を残す赤レンガの騎楼建築が続く歴史ある通りです。観光客でにぎわう九份や十分とはひと味違い、地元の人々の暮らしと客家文化が息づく雰囲気を味わえるのが魅力。今回はその中でも名物グルメ「紅麴タンスーロウ(紅糟肉/こうそうにく)」を中心に、街歩きの様子をレポートします。
基本情報
三峽老街は新北市三峽区にあり、台北駅からはMRT板南線で「府中駅」または「頂溪駅」まで移動し、そこからバスに乗り換えるのが一般的なアクセス方法です。バスの便数や所要時間は時間帯によって変わるため、事前に台北公共交通のアプリなどで確認しておくと安心です。老街自体は基本的に終日歩けますが、個々の店舗の営業時間は店によって異なり、平日と休日で差があることも多いです。紅麴タンスーロウなどの惣菜は1皿・1個あたり数十元〜100元前後で提供されていることが多いですが、価格は変動する可能性があるため、最新情報は各店舗の公式SNSなどでご確認ください。
赤レンガの牌楼建築が続く老街の景観
三峽老街最大の魅力は、日本統治時代に整備されたバロック風の牌楼(建物の正面装飾)が連なる街並みです。一軒一軒の装飾が微妙に異なり、歩くたびに新しい発見があります。写真好きの方は午前中の柔らかい光の時間帯に訪れるのがおすすめです。
客家グルメの真骨頂・紅麴タンスーロウ
紅麴(紅糟)は台湾の伝統的な発酵調味料で、豚肉を漬け込んで揚げたタンスーロウは、外はカリッと、中はジューシーでほんのり甘酸っぱい風味が特徴です。老街には数軒の名物店があり、それぞれ味の個性が異なるので、食べ比べてみるのも楽しいです。あつあつのうちに食べるのが一番美味しいと感じました。
祖師廟と客家文化の香り
老街の中心近くには精緻な彫刻が見事な清水祖師廟があり、参拝と見学だけでも十分見応えがあります。周辺には客家由来の食材を使った軽食店も点在しており、街全体で歴史と文化を感じられる構成になっています。
まとめ
三峽老街は、台北から少し足を延ばすだけで、レトロな建築と客家グルメを同時に楽しめる贅沢なスポットです。次の台湾旅行では、ぜひ紅麴タンスーロウを片手に老街をのんびり散策してみてください。訪問前には営業時間やアクセス情報を公式サイト・SNS等で最新確認することをおすすめします。