入国審査
日本から出発すると到着空港は台北であれば「台湾桃園国際空港」か「台北松山空港」、高雄であれば「高雄国際空港」になります。
まず、飛行機から降りたら「入境」の看板を目印にし、進んでください。
入国ロビー(入境大庁)に入り、入国審査を受けてください。
また、搭乗中にCAが配っている入国カードは必ず受け取りましょう。航空機内で記入しておくと入国審査がスムーズになります。
時期によっては、入国の観光客が長蛇の列を成してバタバタしてしまうのでお気をつけて。
ポイント1
搭乗時に荷物を頭上に置く際にボールペンをポケットに入れておくことをおすすめします
入国カードへ必要事項を記入し、カウンターでパスポートを提出してください。
その際に、目の前に指紋のスキャンとカメラがあるんで帽子を取り、審査官の指示に従って対応してください。
また、審査官は簡単な日本語で対応してくれる方もいらっしゃいますし、困ったら周りには日本語を喋れる人が必ずいますので、恥ずかしがらず助けを呼んでください。
問題がなければ、審査官がパスポートに入国スタンプを押して返してくれます。
受け取ったら「謝謝(シエシエ)」と一言添えると、無骨な顔が笑顔になることこの上ないでしょう。
最近では、機械での入国審査をする場合もありますので、警備員の指示と機械の指示に従い指紋のスキャンとカメラの撮影を行いましょう。
ポイント2
機械での入国の際は、パスポートにスタンプを押してもらえないので、スタンプがほしい方は審査官が対応する列に並びましょう
ポイント3
2015年入国カードが電子化し、オンラインで事前に入国カードを登録できるようになりました。登録しない場合は、従来通りの入国カードにご記入いただきカウンターで提出する必要があります。
こちらの「入國登記表 Arrival Card」画面から申請ができます。(中華民國內政部移民署)
1ページ目
*English Family Name | 姓:ローマ字大文字(パスポートと同じ) |
---|---|
*English Given Name | 名:ローマ字大文字(パスポートと同じ) |
Chinese Name | 漢字の氏名 |
*Date of Birth | 生年月日 |
*Gender | 性別 |
2ページ目
*Nationality | 国籍 |
---|---|
*Passport No. | パスポート番号 |
*Visa Type | ビザを選択する(免簽證Visa-Exempt90日以内の観光滞在はノービザを選択します) |
*Entry permit/Visa No. | 免簽證Visa-Exemptを選択の場合は空白 |
3ページ目
*Flight/Vessel No. | 入国時のフライト便名 |
---|---|
*Expect Arrival Date | 入国予定日時 |
*Purpose of Visit | 滞在目的 |
*Occupation | 職業 |
4ページ目
*Home Address | 日本住所 |
---|---|
*Residential Address or Hotel in Taiwan | 台湾の住所またはホテル名 |
- AirB&Bや個人宅は「Residential Address」にチェックします。
- ホテルに宿泊は「Hotel Name」にチェックしますが、複数の宿泊先がある時は最初に宿泊する場所か、一番長く宿泊する先を記載してください。
- 日帰りの場合は宿泊先の所に「Day Trip」と記載すれば大丈夫です。
5ページ目
Cell Phone Number | 携帯電話番号(記載不要) |
---|---|
Email Address | メールアドレス(記載不要) |
*Verification Code | ロボットチェックを行いますので、右側に記載されている数字を入力 |
問題なければ、右下の「CONFIRM」をクリックし、「Your Application is Accepted」と出たら申請完了。
特に保存はしなくて、大丈夫で、そのまま直接入国審査に行けばオッケー。
入国審査の時に、紙の入国カードを持っていないと聞かれますので、「Online」や「Internet」、中国語で「線上(シェンシャン)」などと答えていただければ大丈夫です。
オンライン申請後の入国キャンセルや内容変更
オンライン申請後の内容変更で、旅行自体がキャンセルになった場合は特に何もする必要はありません。
また、日付や便名、滞在先情報が変更になった場合は紙の入国カードを記入し提出してください。
預けた荷物の受け取り
入国審査が終わったら先へと進むと、飛行機の便名やどこから飛んできたのかなどの掲示板があります。
自分が乗ってきた飛行機の便名を探し、表示のあるターンテーブルへ向かい荷物を受け取ってください。
行列の緩和のため空港係員が出てきた荷物を固めて置いてる場合があります。
荷物を預けた際の荷物引換証と荷物についてるタグの番号を確認し、間違いないようにしましょう。
ポイント4
荷物の破損や紛失があった場合は空港係員へ申し出てください。
各航空会社によって違いますので、事前に調べておいた方が安心です。
税関審査
荷物を受け取った後は税関審査へお進みください。
現在台湾では、肉類などの食品の持ち込みが固く禁じられております。
万が一持ち込んでしまった場合は、多額の罰金などが課せられるのでお気をつけください。
免税範囲を超過している物品、または課税物品や制限物品を持ち込む場合は税関申告書に記入した上で、赤のカウンターにて税関審査を受ける必要があります。
免税物品のみの場合は、税関申告書は免除となりますが、緑のカウンターで簡易審査を受ける必要があります。
免税範囲品目
有価証券、金、現金:米ドル10,000ドル以内、台湾元100,000元以内、人民元20,000以内、金20,000米ドル以下の価値まで。
物品:総額で2万元までの物品 酒:1リットル以内 タバコ:紙巻タバコ200本以内、葉巻25本以内、刻みタバコ1ポンド(454g)以内、携帯品輸入物品20,000米ドル以下。
禁止品目
貨幣、通貨、有価証券、クレジットカードなどの偽造品および偽造貨幣印刷型。
麻薬品(アヘン、コカイン、大麻、覚せい剤、MDMA)などの不法薬品及びその製剤。
銃砲(猟銃、空気銃、銛を含む)、弾薬、毒ガス、刀剣、弾丸、炸薬及びその武器および武器の部品。
偽ブランド品、海賊版などの知的財産権侵害物品、猥褻図、画動画。
制限物品外の土壌、生果物、動植物あるいはその製品、絶滅危惧動物製品など。
出国の流れ
空港についたらまずは案内掲示板に向かいましょう。
各便の受付開始時間や受付カウンターの番号が表示されています。
搭乗する航空会社のカウンターでパスポートと航空券を提示、もしくはポスポートのみでも大丈夫です。
預ける荷物や機内に持ち込めないものはまとめて預け、荷物引換券と搭乗券を受け取りましょう。
次に手荷物検査やボディチェックを済ませ、出国審査場でパスポートと搭乗券を提示し出国手続きを行いましょう。出国手続きは、有人と機械がありますので入国時と同じように指紋のスキャンとカメラの撮影を行いましょう。
出国手続きが済んだら、出発時間まで免税店でお買い物をしたりして過ごしましょう。
余った台湾元はここで使い切るといいでしょう。
思い出に小銭などを置いててもいいと思います。
その際に日本へ持ち込めないものなどは買わないように気をつけましょう。
免税店での購入時に係員が搭乗券の提示を求めてきますので、持ち込めないものは購入できないようになっております。
出発時刻30分前までに出発ロビーへ行くようにしましょう。
もし、遅れてしまい出発ゲートが閉じてしまうと乗れなくなってしまいますので、時間は気をつけましょう。
まとめ
空港スタッフは外国人の扱いなどに慣れていたり日本語を扱える係員もいますので、余裕を持った行動をしながら指示に従って行動をすればスムーズに行えます。
また近年、台湾桃園国際空港はリニューアルされててとても広くなっておりますので空港内を楽しみつつ時間には余裕を持って手続きを行うことをおすすめします。
それでは楽しい台湾バケーションを!